2017.08.07 Monday

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    2014.10.30 Thursday

    2014.10.30 「海上護衛戦」

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      海上護衛戦


      ツイッターで評価が高かったので読んでみました。
      文句なしの星5つ(最高)。
      太平洋戦争の経過に詳しくない人にはおすすめしませんが、ミッドウェーやレイテ湾突入などに興味がある人はぜひ。

      タイトル通り、輸送船の護衛に関する超地味な本。
      海軍上層部でその重要性を認識している人は皆無に等しかった、というのを中の人が詳細に書いています。
      連合艦隊の燃料や船を輸送の護衛に使えたら、
      輸送に対する潜水艦の脅威をもっと早く認識していたら、
      大和の特攻もその燃料を輸送の護衛に使えたら、
      と、いろいろあります。

      ただ、仮に著者の言うようになっていたとしても、終戦が少し伸びただけのような気もしますが、
      そもそも、そのような主張が通るのであれば太平洋戦争はしなかったのではないかと思います。

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      2014.06.06 Friday

      2014.6.6 「ピコラエヴィッチ紙幣」

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        5年位前に読んだ本です。
        日経ビジネスで紹介されていて興味を持ちました。
        帯に「通貨とは何か?」「経済とは何か?」を問う問題作!とあります。

        1910年代末、ロシアのニコアレフスク・ナ・アムーレ(通称、尼港)で日本の一企業、島田商会がピコラエヴィッチと呼ばれる紙幣を発行しました。
        実際、尼港では、ロシアのルーブル札より信用があり流通していたようです。

        どのようにして発行され、なぜ流通するのか、とても興味がありました。
        最近、通貨とは何だろうか、と考えているからです。
        その一つの答えがこの島田商会の仕組みでしょう。

        この小説は、
        1.通貨とは何か
        2.尼港事件
        3.通常の物語小説
        からなっています。

        2.の尼港事件とは、このようなものだったようです。
        この小説で初めて知りました。
        世の中には知らない歴史がまだまだたくさんあります。

        また、3.のように、通常の小説なので通貨や歴史に興味がなくても面白く読むことができます。
        2.3.だけ興味のある人でも買って損はないでしょう。


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        2013.09.06 Friday

        2013.9.6 「一下級将校の見た帝国陸軍」 山本七平

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          P288
          「陸軍の能力はこれだけです。能力以上のことはできません」と国民の前に端的率直に言っておけば何でもないことを、自らがデッチあげた「無敵」という虚構に足をとられ、それに自分が振りまわされ、その虚構が現実であるかの如く振舞わねばならなくなり、虚構を虚構だと指摘されそうになれば、ただただ興奮して居丈高にその相手を決めつけ、狂ったように「無敵」を演じ続け...

          引用ここまで

          今も昔も全く変わりませんね...
          「陸軍」「国民」「無敵」を変えれば、いくらでも変形バージョンが出来そうです

          「陸軍」→「厚生省」
          「無敵」→「厚生年金は100年安心」

          「陸軍」→「元首相」
          「無敵」→「財源はあるんです!」

          「陸軍」→「税理士」
          「国民」→「納税者」
          「無敵」→「1円も多くなく1円も少なくなく」

          「陸軍」→「某組織」
          「国民」→「関係者」
          「無敵」→「某組織だから」


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          2013.07.17 Wednesday

          2013.7.17 「日本財政転換の指針」

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            あとがきに、「金子勝慶応大学教授」の名前が出てきて、「?」と思いました。

            内容は、再配分重視のいわゆる左派的なものです。
            このような本は、従来受け付けなかったのですが、なるほどと思う部分もありました。
            特に「社会の寛容さ」についてはそう思います。

            が、果たして、著者の言うようにした場合、世の中が想定通り動くのか不明です。
            大学の教科書的な本を、まず読むべきなのかもしれません。

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            2013.06.24 Monday

            2013.6.24 「社会のなかの会計」

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              税理士試験に「財務諸表論」という科目があります。
              通常、税理士試験は、簿財→税法の順番に取ると思うのですが、私は、簿記→相続税法→消費税法→法人税法→財務諸表論という順番になりました。
              積極的にこの順番にしたわけではなく、実務との関係からこの順番になったように記憶しています。

              今もそうだと思いますが、簿財と税法は使う頭の部分が違うと思います。
              簿財は頭を使って考える通常の勉強だと思うのですが、税法は暗記、考えると落ちる、というイメージでした。
              だから、法人税法から財表に移った時、税法脳になっていたのでとても戸惑いました。
              財表は何をどのように勉強すればよいのかわからず、とても困った記憶があります。

              3ヶ月くらいしたとき、財表のテキストの参考欄(強いてみなくても良いという位置づけだったと思います)に、シュマーレンバッハの動的貸借対照表の解説がありました。
              これを読んだ時、「ああ、そういうことなのか」となんとなくわかったような気がして、それからは流れに乗っていけたように思います。
              (この解説はとても助かりました。今でも大原のテキストに載っているのでしょうか。)

              現在、シュマーレンバッハの動態論から新しい時価会計へとでもいうような、考え方の移行が起こっています。
              このあたりの関係は、とてもわかりにくい。
              企業会計原則や会社法、概念フレームワークや国際会計基準等、何がどうなっているのか理解するのが難しいのではないかと思います。

              この本は、細かいところまでは解説していません。
              根本的な考え方をとてもわかりやくすく示しています。
              放送大学のテキストなので、大学生が読む本なのでしょうが、大学生では少し難しいような気がします。
              むしろ、我々のような実務家向けのような気がします。

              実務で常にB/SやP/Lを扱っているのに、一体それらは何なんだろう、と以前から思っていました。
              それらを理解するには、複式簿記とは何かを理解しないとわからないだろうと思いました。
              この本の初めの方にはそのような解説もあります(元々はそれを読みたかった)。
              ただ、まだ納得いくものではありませんでした。自分が何がわからないか、わかかっていない状態かもしれません。
              そのような方にもお勧めです(そんな人いる?)

              最後に、今は違うのかもしれませんが、財務諸表論で答えが全くわからないときは、「配分」と書いておく、というのが個人的な鉄則でした(雰囲気で「実現」や「発生」のほうが良い場合もあり)。
              実際、平成5年の試験で、アメリカ会計学会のステートメントについて問われた問題の第1問は、配分でした。←誰も理解できなかった問題(らしい)。

              この年度の試験を受けた人から、この話を耳にたこができるくらい聞かされたので、覚えてしまいました。
              自分の時の試験(H9)は、もう忘れてしまいました。
              計算が異常に難しかったことだけ覚えています。

              JUGEMテーマ:本の紹介


              2012.12.21 Friday

              2012.12.21 「スタンダード所得税法」

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                所得税(法人税を含む)はいらないのではないか、という疑問をずっと持ち続けています。
                累進課税もいかがなものかと思っていますので、消費税1本で良いのではないか、とも思っています。

                ただ、これは、個人の勝手な思い込みに基づくものであるとも思っています。
                これが本当に思い込みなのか、そうでないのか、幾ばくか思い込みなのか、それはしっかりその方面の勉強をしないとわからないと思っています。

                税理士(私のみかもしれませんが)は実務を優先するので、租税理論や経済学はおろそかになりがちです。
                その部分が理解できないと、税体系について発言することは難しいのかなと思います。

                このような中で、所得税法とは、いかなる法なのか、ということを理論から勉強しようと思い、この本を買いました。
                これは大当たりでした。

                所得税法の本なので租税体系の話ではありません。
                その意味では、当初意図したところとは違っていたのですが、所得課税の理屈等がとても良くわかります。
                実務上、今までなんとなく思ってきたことや、ウヤムヤにしてきたところが、霧が晴れピースが1つ1つはめこまれるように明確になります。
                数ページ読んで一休み、ということもなく、この手の本にしては珍しくページが進みます。

                帰属所得の考え方、課税単位、譲渡所得の精算課税説と譲渡益説、生活用動産の範囲、給与所得と事業所得の区分等、理論的な考え方や実務に役立つ知識がとてもわかりやすく説明されています。

                これだけで税理士試験は受かりませんが、つまづくであろうポイントが試験のテキストレベルよりもう一段深く説明されていて試験勉強にも役立つと思います。

                とても勉強になりました。
                が、やはり所得税法は複雑すぎます。
                譲渡所得を平準化するために「K方式」というものが合理的との説明がありますが、納税者の申告コストことを無視した理論だと思います。
                申告は、税理士がいなくてもできるレベルにして欲しいと思います。

                JUGEMテーマ:税金と確定申告


                2012.12.16 Sunday

                2012.12.16 「租税論」 林正寿

                0
                  「租税論」 林正寿



                  P172
                  ...法人税の真の負担者については不明確な面も多く、誰も自分が最終負担者であることを明確に意識していないから抵抗も少なく、社会的に黙認されているのが現実である。低所得者の味方を自任する野党政治家やマスコミも、法人所得税を誰が究極的に負担するかは一切論じることなく、低所得者の租税負担を軽減し大法人に増税すべきことを声高に主張する。法人課税は、誰もが自分は負担していないという納税者の財政錯覚を利用しており、アカウンタビリティを低下させている。

                  引用ここまで

                  そうなんです。
                  法人税は、個人とは関係ないという感覚がありますが、個人も含めた誰かが負担しているんです。
                  試しに、法人税をなくしてみると、ある法人は売値を下げるでしょう。
                  明確には区分できませんが、その差額は法人税が個人に転嫁されている部分でもあるかもしれません。

                  (関係ないけどgoogleの漢字変換すごいな。アカウンタビリティと入力すると説明責任と変換される。)

                  JUGEMテーマ:書評


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                  2012.10.05 Friday

                  2012.10.5 「日露戦争、資金調達の戦い」

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                    日露戦争、資金調達の戦い


                    日露戦争といえば、203高地・バルチック艦隊。
                    この本は、戦いの描写もそこそこに、いかにして戦費を調達したのか、という論点に絞り書かれています。

                    会社経営もそうですが、資金の流れを見ると、だいたいどのような状況かイメージできることがあります。

                    日露戦争もまさにそのとおりでした。
                    戦も綱渡りでしたが、資金も綱渡り。
                    これしかない、という細い道を何とか通り抜けてポーツマス条約にまで行き着いたのです。

                    ロシアがなぜポーツマス条約に応じたのか、不思議に思っていました。
                    確かに、血の日曜日等内乱もあったのですが、疑問を持っていました。
                    この本を読むと、ロシアも資金調達が逼迫していて、これ以上戦争を続けるのが難しかったのがわかります。

                    資金調達という地味な本ですが、お勧めです。


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                    2012.10.04 Thursday

                    2012.10.4 「経営情報と簿記システム」

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                      我々は日本語を話します。
                      その言語に慣れてしまうと、なぜそのような言葉や文法を使うのか、考えだすとわからなくなることがあります。

                      複式簿記も同様で、なぜ、そのような処理をするのか、よく考えるとわからない事だらけです。
                      少し勉強しようと思ってこの本を読みました。
                      実務を経験しているので、表面的にはなんとなくわかります。
                      ただ、たぶん、もっと奥深いことを行っているのだと思います。

                      簿記って一体何なのでしょう。

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                      2012.07.03 Tuesday

                      2012.7.3 私の個人主義 夏目漱石

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                        夏目漱石の関西での講演録を文字にしたもの。
                        漱石はこのようなことも考えていたのか、と少し驚きました。

                        p141
                        …今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは先刻お話しした自分の個性を他人の頭の上に無理やり圧しつける道具なのです。道具だと断然いい切って悪ければ、そんな道具に使い得る利器なのです。

                        この講演は大正11年(1922年)。
                        大正デモクラシーの頃かなと思いますが、それでもこのようなことを言うのは大変だったのではないかと思います。
                        個人の権力を国家権力と置き換えることもイメージできるからです。


                        作例1
                        今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは「生レバー禁止」を他人の頭の上に無理やり圧しつける道具なのです。道具だと断然いい切って悪ければ、そんな道具に使い得る利器なのです。

                        作例2
                        今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは「国家権力による規制」を他人の頭の上に無理やり圧しつける道具なのです。道具だと断然いい切って悪ければ、そんな道具に使い得る利器なのです。

                        作例3
                        今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは「税理士制度」を他人の頭の上に無理やり圧しつける道具なのです。道具だと断然いい切って悪ければ、そんな道具に使い得る利器なのです。

                        作例3は筆がすべりましたm(__)m

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